現在、新型コロナウイルスによる感染症が広がっており、警戒が必要です。もしオフィスで感染者が出ると、全員が自宅待機など、経営上大きな打撃を受けます。職場で「密集、密閉、密接」の「3密」を避けることによって感染者を出さないような工夫が必要になってきます。
具体的には、コロナウイルスの飛沫は2メートル以上離れるとほとんど飛ばないと言われているので、デスクの距離を離す必要があります。デスクとデスクが離れた「島型」の配置にしたり、デスクの境にパーティションを設置するといった工夫が必要になります。あるいは、可能な限り多くの社員を在宅勤務にして、出勤する人数を減らし「密集」を避けることも必要です。全員を在宅勤務にするのは難しい場合は、出勤する日数を週に2~3回と少なくしたりローテーション勤務を取り入れ、時差通勤を推奨すれば、通勤による感染のリスクも減らすことができます。
職場は日に数回換気し、狭い部屋に集まらないようにして「密閉」を避け、リモート会議を活用することも重要です。社員全員が、マスクや手洗いに注意し、なるべく会話をしないことも大切です。やむを得ず会話をするときは、「密接」を避けるためにお互いマスクをして、正面ではなく横に並んで会話をすると感染のリスクが減ります。